ログインしたときに広がる豪華な施設や意匠ある建築。移動するときに便利なコマンドやシステム。
皆さんがこのできたてサーバー(猫)で生活するにあたって彩られるこれらのシステムや建築はいったいどこからきているのでしょうか?もちろん、サーバーの維持管理をしてくれる鯖主さんやプログラミングをしてくれる役職の人もそうですが、すべてのシステムの根幹はプロダクトマネージャーの会議から生まれます。
あまり注目されることはないけど、すべての縁の下の力持ちといっても過言ではないプロダクトマネージャー、いったいどんな人たちなのでしょうか?今日はそんな人々に迫ってみたいと思います。
プロダクトマネージャーとはどんな活動をするところなの?
プロダクトマネージャーは施策の考案から運用までを管理する役職。したがって、ここで様々な要望に応えた新しい施策や各種コマンドなどの新しい機能が生まれ、育っていくことになります。どんな企画をしたら楽しいのか? どんな機能があったら便利なのか? そうした議論が皆さんの声も取り入れつつ形になっていきます。
そしてある程度議論がなされた後にビルダー、コマンドブロックエキスパートなど、実際に形を作る人達へとタスクがいきわたっていくことになります。その間もプロダクトマネージャーは動き続けることになります。
多くの運営アカウントがいるこのサーバーでは作りたい企画があっても認識を統一して実際に考えたことを実現するのは難しいものがあります。そのため、どこの認識が違っているのか、何が実現可能で何が難しいのかということをそれぞれの役職の方々と共に探っていくことになります。
こうして完成したものを実際に動かしてみて、問題がない状態になればいよいよ私たちのもとへとイベントや新しいシステムが公開されるのです。
実際の現場でお話を聞いてみた!
そんな多くの活動をしているプロダクトマネージャー。いったいどんな人たちが活動をされているのか、取材してみました。
今回取材に応じてくれたのはメンバーであるkorin226さんとHeadのzerogannさん。まずはkorin226さんにお話を伺ってみたいと思います。
―本日はよろしくお願いいたします。
korin226:こちらこそよろしくお願いいたします。
―まず最初の質問なのですが、なぜこのプロダクトマネージャーという部門に入ろうと思ったのかお聞かせ願えませんでしょうか?
korin226:私は現在の体制(今の運営の部門分け)になる前にModeratorという部門(現在のカスタマーサポートとプロダクトマネージャーを足し合わせたようなもの)をやっていました。その中でまあ体制が変わった後も同じことをやりたいな、と思ってこの部門の活動をやることになりました。
―ありがとうございます。続いて、この活動で楽しいこと、つらいことは何か教えてください。
korin226:そうですね、企画を考えていることが一番楽しいですね。まあ、言い出すのは簡単なのですけどね(笑)。プロダクトマネージャーは企画を出すために文章として書き起こさないといけないのですが、それが一番つらいですね。案は出るけど、いざ文章を書く段階になるとどこに何をするかを考えなければならないので、それがきついかなと思ったりしますね。
―プロダクトマネージャーになってよかったな、と思ったことはありますか?
korin226:今のところは大分この活動でのものは少ないですが、企画していたものをリリースすることができたことは一番楽しかったなと思っています。
―それでは、この部門だからこそわかったことは何かありますか?
korin226:このプロダクトマネージャーという役職は運営のすべての部門の活動を取り扱う役職です。例えば何気なくリクエストを運営に出す、とかあったりするけど、いざ実装するときは気にしていなかった運営の動き、どのような指示をするのか、どのような活動をしなければならないのかということがわかった気がします。
ー最後に、プロダクトマネージャーを目指している人に一言お願いしてもよろしいでしょうか?
korin226:この役職は具体的なスキルを求められること、例えば「コマンドブロックを扱う技術がないとダメ」みたいなものがありません。なので物事を把握したり管理したりすることができる力があればできる活動だと考えています。やる気があれば、誰でもできるので安心してほしいです。
korin226さんとのインタビューの中でやはり多くの部門の方に接する機会があり、いろんな企画案を出す力を発揮することがたくさんあると感じた自分は、どんなことを思ってHeadの方は活動をされているのかが気になりました。そこでzerogannさんにもどんなことを思って活動をされているのかを聞いてみることにしました。
ー本日はよろしくお願いいたします。
zerogann:よろしくおねがいします!
ー初めに、どうしてこのプロダクトマネージャーという役職をやろうと思ったのでしょうか?
zerogann:自分はもともと前のワールド(できたてサーバー(猫)は2020年の秋ごろに2度目のサーバーリニューアルを行っています)でModeratorの役職を務めさせていただいていたんですね。で、Moderatorの中でも今のプロダクトマネージャーのような活動を務めさせていただいていました。例えば投票チケット交換所や、有料保護制度とかは自分が提案して実装させていただきました。そのあと一旦生活上の都合で運営を退き、今のサバイバルワールドが生成されてからしばらく様子を見ていたのですが、やっぱり自分自身カスタマーサポートよりも企画を作ったり実行することのほうが楽しいと思ったからですね。
ー今の制度のかなり根幹の部分を企画していただいているようでとても驚きました……! そんなzerogannさん、楽しかったことやつらかったことなどはありますでしょうか?
zerogann:まあほぼ全部が楽しいですね(笑)。企画を作っている最中はすごく楽しいですし、議論をしているときにいろんな意見が出て企画のアイデアが出来上がるのもとても楽しいですね。実行に移す最中ももっといいアイデアをつなぎとめていい企画案にすることも楽しいですし、実行に移す際のビルダーさんたちの建築を見るのも楽しいですね。
ーとすると、もうほぼ楽しいことしかないということですか!?
zerogann:まあそうですね。ただ……、しいて言えばいろんな要因で企画がストップになったり延期になるときがあるのですが、これが積み重なって実現がどんどん先延ばしになる時がつらいですね。もっとひどいとせっかくの企画が頓挫してしまうこともあるので、それも一番つらいことですね。
ーやっぱり頓挫してしまうのは辛いですよね。そんな中でもやっていてよかったことは何かありますでしょうか?
zerogann:自分自身、企画を考えて実行するという力が身についていることがいいなと感じています。やっぱりこの役職の性質上、いろんなほかの部門の人と連携して一つの大きな物事を作り上げていくということを繰り返すことになります。そのような力って実社会で何か企画を立てて、そして実現していくために何をすればよいのかということを考える力にも生かすことができるのでそれはいいなと思っています。
ーこの力ってプロダクトマネージャーのみならず結構多種多様な場面でも役立ちそうですね! そんな役職だからこそ分かったことは何でしょうか?
zerogann:そうですね、人とのコミュニケーションとスケジュールを立てることの大切さがわかった気がします。あと視野を広く持つことが大切ですね。様々な人が動いてこそのイベントや企画だったりするので、マイクラの外を含めた大枠でとらえることの大切さを知ることができたような感じがします。
ー長くなってしまいましたが、最後にこの役職を目指している方に一言お願いできますでしょうか?
zerogann:いろいろ大変そうだと思うかもしれませんが、入り口は結構広い役職です。最初は本当に特殊なスキルは必要なく、やっていて知ること、気づくことが多い部門なのであまり難しく考えすぎる必要はありません。色々挑戦していく力があれば何でもできる、成長部門だと思います!
zerogannさんのインタビューを通して本当に企画をしたり、何かを作り上げるということそのものが大好きという情熱が伝わってきました。こうしたプロダクトマネージャーさんたちの思い一つ一つが、私たちのサーバーライフに結実していると考えるとすごく大きな思いと真心が伝わってきそうです……!
参加してみたくなったら?
最後にプロダクトマネージャーに興味を持ってくれた方に朗報です。現在、できたてサーバー(猫)ではこの部門のメンバーを大募集しています!詳しい採用情報の確認や、実際の応募はこちらのページから行えます。
できたてサーバー(猫)運営一同は、皆さんのご応募を心より歓迎いたします!
最後までこの記事をご覧いただきありがとうございました!