建築イベント「混沌支配(Chaos Control)」フェンちゃんと巡る編

2023年建築イベント「混沌支配(Chaos Control)」参加された皆さんはお疲れさまでした!広報現地取材担当のviacoです!
一風変わったテーマの出題にだいぶ頭を悩ませつつ、面白いイベントだったなぁと個人的にとても楽しめましたが、皆さんはいかがでしたか?
投票期間中に現地取材を行っているときに、あの建築の天才フェン・パーカーちゃんを発見したので、比較的コミュ力おばけの取材班は、急遽の無茶振り的にはなりましたが、色んな作品の感想評価をお聞きしながら、散策に同行させていただきました!

今回はたっぷりとその様子をお届けしようと思います!

取材班「まずは読者の皆さんに自己紹介をお願いしま〜す」

皆さんこんにちは!
雲谷市立奥守中学校 2年のフェン・パーカーです!
建築イベント盛り上がりましたね!ね!
魅力的な建築がたくさんあってお腹いっぱいですよ ウヘヘ

…えっ!?この建物たちってもう撤去しちゃうんですか!?
それを すてるなんて とんでもない!
今のうちに写真撮っておかないと!

取材班「あっ!…ちょ待って!!いきなり走り出さないでぇ!!」
※以下フェンちゃんが語ってくれたことをたっぷり載せていきます!

盆と正月が一緒に来たようだっていう表現がありますけど、もっといっぱい来ちゃってます。おめでたいです!

色々なイベントが混ざり合っているように見えつつも、日本の文化というカテゴリーで調和がとれているのがテーマにピッタリですね!

桜と鏡餅を見ているとおなかがすきました。さくらもちが食べたいです。

燃えているように見えますが、これは最新のプロジェクションマッピングですね!

ほらこうやって近づいても… 熱いっ!!!

冗談はさておき、複数の資材が混ざりあった味わい深い建築ですね!

床面は鉱石や葉など特性がバラバラで混沌に支配されていますが、壁石系資材や彩釉テラコッタなど、同じ種類の中で混沌を支配しているように見受けられるのが興味深いです!

今回の建築イベントではスカルクを用いた建築が非常に多かったです!

スカルクといえばウォーデンということで、巨大なウォーデンが建築されてます。

獲物をおびき寄せるように不気味に光る歯と、アメジストで強調されたスカルクヴェインがおぞましさを語っていますね!

ガイコツと植物を組み合わせた幻想的な建築ですね!

動物の死と植物の生は一見すると相反するように見えますが、自然という大きな世界の中では同一に混じりあうモノだと思います。

やがてこの植物達も死に、新たな動植物が生まれてくるのでしょうか…
ガイコツから生える大輪の赤い花が、まるでかんざしのようで美しいです!

何かを祀っている祭壇のような建築です。

エンチャントテーブルに近づいたときの演出が非常に凝っていますね!

周りの光源が消える中、明るい天井を見上げると…
何か大きなものが私を見下ろしています。

深淵をのぞく時、深淵もまたこちらをのぞいているのだ

広々とした一軒家!夢のマイホーム!
そんなお家がスカルクと歪んだ森の資材によって侵食されています。

3階部分はなんと天地がひっくり返っちゃっています!

どうやって入れば良いんでしょうか…

非日常がじわじわと蝕んでくるというのが恐ろしくも美しく感じますね!

これはゴッホ先生の「星月夜」ですね。月が綺麗です!

手前の糸杉ですが、なんと花言葉は「死」。

スカルクのおどろおどろしい見た目と合ってますね。

平面の絵画を立体物で表現すると色々な角度から作品を眺めることが出来て楽しいです!

もうちょっと上から撮影したいんですが誰かドローン持ってませんか?

荘厳という表現がぴったりな建築ですね!

夜でもその立派な存在感を示しています。

近代的な建築と混ざり合っている部分もあって、どこを見ても楽しめます!

ん?なんだかヒタヒタと足音が聞こえます…

建物の入り口を洞窟に見立てて、地上の空間をガラスで囲って演出しているのが良いですね!

川・土・植物の変容が非常に分かりやすくて、混沌により死にゆく大地を的確に表現していると思います。

死んでしまったサンゴを枯れた植物に見立てているのがすごく好きです!

ハチミツも好きです。甘いので!

抽象的な建築デザインが素晴らしいですね!

様々な色彩のコンクリートがランダムに配置されてますけど、このランダムな配置って結構難しいんですよね。

色のグラデーションや設置の対称性・パターン性に引き寄せられずに建築できているのは、混沌に飲み込まれずに支配していると思います。

内部から登って行けるのも遊び心がありますね!

ケーキが積みあがってます。ここが噂のスイパラですか?

的のついた白い雲はまるでこちらを見下ろすかのようです(@@)
たぶんスイパラの店員さんです。

入り口付近にあるマグマの唐突さは混沌らしさを感じますが、俯瞰的にとらえると暖色系の明るい色としての存在感が大きいですね!
他にも青と橙、緑と赤といった反対色を意識した建築物により色彩が豊富です!

これはヘビですね!サイズが大きいので私なんか一口でペロリされちゃいます。

毒々しい紫と緑色の瘴気を纏っていますね。

辺りに散らばる赤いものは獲物の血液でしょうか?

蛇の道は蛇という言葉がありますが、この蛇は一体何に引き付けられてこの混沌の地にいるのでしょうか。
混沌を食らい、混沌を支配するのがこの大蛇なのではないかと想像してしまいますね!

石レンガによる無骨なデザインの建築物ですが、その実態は巨大なジュークボックスです!
ボタンを押すと1分くらいの音楽が流れます。有名な曲らしいですよ!
曲の終わりには花火も打ちあがります!きれいです!

内部の構造も見ることが出来るので好きな人にはたまらないと思います。

森の中に建てられたかのような雰囲気がある木造の洋館ですね!

屋根部分が同じ色調の資材で虹色に作られているのが鮮やかで、そして異質に感じられます。

屋根の端っこにはタコさんが鎮座。えっ?

内部は書見台でストーリー仕立てに紹介されていて、外観からは想像もできないネチョネチョ感がありました!
タコさんを見ていたらたこ焼きが食べたくなってきました…

一見すると大木が燃えているようですがこれも芸術です!

綺麗なお花が群生している低層、ネザーの植物が生える中層、そして燃え盛る上層。

大木という空間の中で介在する異なる環境の混じりあいは混沌を支配しているといえるでしょう。
中層には温泉がありましたが見た目がマグマだったので入るのはやめておきました!

いつのまにか日が暮れてきましたね。

SDカードの容量もいっぱいになっちゃいました。

もっと写真撮りたいのに!

明日から学校だし、写真の取れなかった建築物はしっかり目に焼き付けておかないと…

あれ?あの建築物!光源のおかげで夜の方がきれいに見えます!

あっ!あっちの建築物もです!

ちょっと私もう一周してきていいですか!?いいですよね!?

じゃあ皆さん、また次の建築イベントでお会いしましょう!さようなら〜!🏃

取材班「さ!さよならぁぁ!!また会いましょおおおお!!!……行っちゃった…」
会場内を巡るフェンちゃんはとても楽しそうで、沢山のお話を聞けました!
またフェンちゃんに会える日を楽しみにしちゃおっと♪と思いつつ、取材班は帰路につきました。

~fin~

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